仙台市: 宇那禰神社

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概要・歴史・観光・見所
宇那禰神社(仙台市)概要: 宇那禰神社の宮城県仙台市青葉区芋沢明神に鎮座している神社です。宇那禰神社の創建は不詳ですが、当社には福徳元年(1490)、天文5年(1536)、永禄5年(1562)、天保2年(1645)、元禄5年(1692)、享保15年(1730)の6枚の棟札が残されている事から少なくとも室町時代中期には存在していたと思われます。軒札や「安永風土記―芋沢村御用書出」、「宮城県神社明細帳」などから推察すると福徳元年(延徳2年:1490年)に藤原朝臣長沼伊勢守政継、天文5年(1536)に藤原朝臣長沼式部少輔宗次、永禄5年(1562)に藤原朝臣長沼郷六大膳宗家が社殿を造営したとされる事から長く当地を支配した国分氏の重臣郷六氏と深い関わりがあった事が窺えます。当初は郷六(地名)に鎮座し、何度か郷六氏が社殿の建替えや改修していましたが、近世に入った慶長14年(1609)に現在地(芋沢)へ遷座しています。古くから神仏習合し別当寺院として本山派修験光徳山寿命院が祭祀を司ってきましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色は一掃され明治5年(1872)に村社に列しています。

現在の宇那禰神社本殿は建築技法から江戸初期から中期にかけて造営されたと考えられる為、天保2年(1645)か元禄5年(1692)のどちらかと思われる建物で一間社流造、こけら葺、痛みを防ぐ為、覆い屋が掛かっています。宇那禰神社本殿は江戸時代中期の神社本殿建築の遺構として貴重な事から棟札5枚と共に昭和47年(1972)に仙台市指定有形文化財に指定されています。境内には長床(神社山門:入母屋、鉄板葺き、三間一戸、八脚単層門、外壁は真壁造り板張り)や釣鐘(入母屋、銅板葺き、柱のみの吹き放し)などがあり、神仏混合の名残が見られます。拝殿は木造平屋建て、鉄板葺き、平入、桁行3間。祭神:桓武天皇。

宇那禰神社:写真

宇那禰神社
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