仙台市: 北山羽黒神社(仙台城鬼門除)

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概要・歴史・観光・見所
北山羽黒神社(仙台市)概要: 北山羽黒神社は宮城県仙台市青葉区北山羽黒神社北山に鎮座している神社で、慶長7年(1602)に伊達政宗が福島県信夫郡の羽黒山山頂にあった羽黒神社を分祀し、仙台城の鬼門除けとしたとされます。羽黒山(福島県信夫郡)は信夫三山の中峯をなし、古来から信仰の対象となった霊山で嵯峨天皇が淳中太尊・石比売命の2柱を祀っていたそうです。慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いの際、伊達政宗は東軍方に与し、西軍方の上杉景勝の重臣本庄繁長が守る福島城(福島県福島市)に侵攻、その際、本陣を敷いたのが福島城を見下ろす位置にあった羽黒山で、山頂に鎮座していた羽黒神社の別当寺院だった寂光寺が伊達軍に協力したとされます。社殿、堂宇はこの兵火に焼失した為、住職だった法印慶印は伊達家を頼り現在の仙台城の二ノ丸付近に境内を遷し、改めて羽黒神社、寂光寺を再興しています。寛永15年(1638)に仙台城二ノ丸が整備される事になり、現在地である北山に遷座しています。明治時代初頭に発令された神仏分離令により別当寺院だった寂光寺は廃寺となっています。

現在の社殿は昭和45年(1970)に新築したコンクリート造のもので多少違和感がありますが、麓の鳥居や参道は古社の雰囲気を感じる事が出来ます。境内社となっている月山・湯殿山神社は、元羽黒神社の社殿で江戸時代後期の建立と考えられています。社殿は木造平屋建て、桁行三間、梁間二間、入母屋、桟瓦葺、正面1間向拝付、江戸時代後期に建てられた社殿建築の遺構として貴重な事から平成8年(1996)に仙台市登録文化財に登録されています。祭神:倉稲魂命、火産霊神。

北山羽黒神社:写真

北山羽黒神社
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