仙台市: 亀岡八幡宮

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概要・歴史・観光・見所
亀岡八幡宮(仙台市)概要: 亀岡八幡宮は宮城県仙台市青葉区川内亀岡町に鎮座している神社です。亀岡八幡宮の創建は鎌倉時代初頭の文治5年(1185)に伊達家の始祖とされる伊達朝宗が居城となる高子岡城(福島県伊達市保原町上保原字丹露盤)を築城し、その城下町に鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)の分霊を勧請、その際境内から霊亀が出現した事から亀岡八幡宮と称するようになったのが始まりだと伝えられています。その後、伊達家が梁川城(福島県伊達郡梁川)に本城を遷すとその城下町に遷座しています(梁川城の築城年は不詳、記録的最古は応永33年:1426年。よってこれ以前に遷座したと思われます)。

天文元年(1532)、伊達稙宗が本城を西山城(福島県伊達郡桑折町)に遷すと、亀岡八幡宮も随行しますが、天文年間(1532〜1555年)に伊達晴宗が米沢城(山形県米沢市)に遷った際には従わず元亀2年(1571)に梁川に遷座しています。江戸時代に入り、伊達政宗が仙台城を築城し仙台を開府すると慶長7年(1602)に宮司だった山田清里、重之兄弟が御神体を仙台の仮殿に遷します。天和3年(1683)に仙台藩4代藩主伊達綱村が現在地の亀ヶ岡に社殿を造営、別当に千手院を定めると鳥居前は門前町としても栄えたと言います。

亀岡八幡宮境内は仙台を代表する景勝地で城下町は勿論、遠く金華山まで見ることが出来、江戸時代には奥の細道の過程で松尾芭蕉も当社を訪れたそうです(わがまち緑の名所100選)。社宝である太刀は義光の初期の作品と推定されるもので、表:「備州長船住義光」、裏:「建武四年十二月」の銘、長さ76.8cm、反り2.7cm、延宝3年(1675)仙台藩4代藩主伊達綱村が奉納したもので大正3年(1914)に国指定重要文化財(工芸品)に指定されています。

昭和20年(1945)、仙台大空襲で社殿、社宝のほとんどが焼失し、遺構である造営当初から造られた石造(稲井石)の鳥居(高さ6m、上幅4.9m、下幅5.5、鳥居額:5代藩主伊達吉村奉納)が名称「亀岡八幡宮石鳥居 附 鳥居額」として昭和45年(1970)宮城県指定有形文化財に、参道の335段(造営当初は365段)石段が平成7年(1995)に仙台市登録文化財に指定されています。現在の社殿は本殿が一本杉伊達家の氏神の社殿を移築したもので、一間社流造、銅板葺き。拝殿、幣殿は昭和40年(1965)の造営されたもので、拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造板張り。祭神:応神天皇、玉依姫命、神功皇后。

亀岡八幡宮:写真

亀岡八幡宮境内正面に設けられた大鳥居と石燈篭
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亀岡八幡宮参道の古びれた神橋 亀岡八幡宮参道の途轍もなく長い石段 亀岡八幡宮拝殿とその前に置かれた赤いよだれかけを付けた石造狛犬 亀岡八幡宮本殿と味気の無いコンクリート製の塀


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