蔵王町(歴史)概要: 蔵王町の象徴である蔵王連峰は古くから信仰の対象となり白鳳8年(679)には役小角が蔵王権現の分霊が勧請しました。
蔵王は活火山であった為、度々噴火活動が発生し、益々神聖視されるようになり歴代の領主、為政者から崇敬庇護の元、別当である願行寺の寺運は隆盛し最盛期には48坊を擁する大寺院となりました。
江戸時代に入ると蔵王町の中心部は奥州街道の59番目の宿場町、さらに笹谷街道との分岐点として発展、又、宮宿の名称の由来となった刈田嶺神社の門前町でもあり、江戸時代白石領の領主片倉氏の崇敬社として篤く庇護されました。
江戸時代中期以降、蔵王信仰が盛んになりと周辺から蔵王講による登拝者が数多く訪れ、特に遠刈田温泉は湯治客だけでなく蔵王信仰の拠点となりました。
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