三階の滝(蔵王)概要: 三階の滝は宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内(滝見台)に位置する名瀑です。案内板によると「 森と水と山の国、日本には、いたるところに名瀑があります。深緑の断崖から落下する純白の滝を先人たちは「神」とあがめかけがえのない遺産として残してくれました。この三階の滝が全国に約2500ヵ所もある滝の中から自然景観に最も優れた美しい滝として「日本の滝百選」の1つに選ばれました。この滝は標高750メートルから569メートルに落下する総延長181メートルの滝で途中滝壺が3ヵ所あるところから「三階の滝」と命名されています。 宮城県観光課 」とあります。、うなぎとかにの伝説によると三階滝の滝壺に住んでいた蟹が大きくなった為、より大きな不動滝の滝壺に移ろうとすると、そこの主である大鰻と争いが起きました。激闘の末大鰻は3つに分断され頭部が青根、腹部は峩々、下部は遠刈田に投げ捨てられそこから温泉が湧き出たと伝えられています。その為、青根温泉では頭、峩々温泉では胃腸、遠刈田温泉は足腰に効能があるそうです。三階の滝は誰が選定したのかは不詳ですが「みやぎの滝 10名瀑(三階滝・盗人滝・仙人大滝・清滝・色麻大滝・滑津大滝・秋保大滝・・・)」に数えられています。
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