名 称 | 場 所 | 内 容 |
・山上清水 | ・宮城県 ・仙台市 ・青葉区 | ・伝承によると平安時代初期に弘法大師空海が当地に巡錫で当地を訪れた際、錫杖を地面に突き刺すと、先端から清水が滾々と清水が湧き出たと伝えられています。 |
・弘法御霊泉 | ・宮城県 ・仙台市 | ・伝説によると、この泉は霊界と繋がっており、杵を泉に落とすと松島の五大堂の橋の下に浮かび上がってくると伝えられています。 |
・硯石 | ・宮城県 ・仙台市 | ・伝承によると、弘法大師空海が硯として利用したとされ、現在も旱魃や渇水時でも涸れる事が無く、中の水を掻き混ぜると雨が降ると伝えられています。 |
・弘法の噴水 | ・宮城県 ・丸森町 ・舘矢間 | ・伝説によると弘法大師空海が当地を訪れた際、喉の渇きを覚え村人に一杯の水を所望しました。この村は旱魃により水が大変貴重だったにも拘らず快く水を差しだしてくれた為、空海は感謝の意から阿武隈川の霊岩に錫杖を突き立てると、その先端から岩肌に亀裂が入り噴水にように清水が湧き出したと伝えられています。 |
・弘誓寺 | ・宮城県 ・名取市 | ・伝承によると弘仁年間(810〜824年)、弘法大師空海が当地を巡錫で訪れた際、弘誓寺を開いたと伝えられています。 |
・館腰神社 | ・宮城県 ・名取市 | ・伝承によると弘仁2年(811)、弘法大師空海が弘誓寺を開いた際、鎮守社として伏見稲荷大社の分霊を勧請したのが始まりとされます。 |
・湯沢温泉 | ・宮城県 ・白石市 | ・伝承によると、弘法大師空海が巡錫の折、七ヶ宿街道下戸沢宿の湯宿に一夜の宿を求めたところ、余りにもみすぼらしい恰好をしていた為、女将が他のお客様が不快に思い迷惑がかかると丁寧に断り、情けからせめて足湯にでも浸かって休んでくださいとの持て成しを受けました。空海は感謝の意から温泉の守護神を祭る社から1枚の御札を授かり湯澤の川へ流すと、この御札が流れ着く場所に源泉がある事を告げ姿を消したそうです。その後、御札が流れ着いた川下から温泉の源泉が滾々と湧き出たと伝えられています。 |
・観音寺セリ | ・宮城県 ・登米市 | ・伝承によると、弘法大師空海が当地を訪れた折、喉の渇きを覚え村人に一杯の水を所望しました。この村には水場が無く水は貴重なものでしたが、村人は快く差し出しました。空海はこの好意に感謝し井戸を授けると共に芹の栽培方法を教えたと伝えられています。 |
・弥勒寺 | ・宮城県 ・登米市 | ・伝承によると、弘法大師空海が巡錫で弥勒寺を訪れた際、弥勒尊の大法を行ったと伝えられています。 |
・天蓋笠松 | ・宮城県 ・大崎市 | ・伝説によると、弘法大師空海が巡錫で当地を訪れた際、日差しが強かった事から松の下で体を休めていると、松が枝を天蓋のように広げ日陰を作ったと伝えられています。 |
・蜘蛛滝 | ・宮城県 ・南三陸町 | ・伝説によると、弘法大師空海がこの滝で厳しい修行を行っていた際、滝の主だった土蜘蛛が度々修行の邪魔をしたと伝えられています。 |
・斗蔵寺 | ・宮城県 ・角田市 | ・伝承によると弘法大師空海が巡錫で坂上田村麻呂が設けれた観音堂を訪れた際、守護寺である斗蔵寺を創建したと伝えられています。 |
・斗蔵神社 | ・宮城県 ・角田市 | ・伝承によると大同2年(807)、弘法大師空海が斗蔵神社の鎮座地である斗蔵山を登拝した際、「紫雲天にたなびき 奥州無二の霊地なり」と発したと伝えられています。 |
・横山不動尊 | ・宮城県 ・登米市 | ・本堂に安置されている像高約5mの不動明王像(日本三不動)は弘法大師空海が制作したものと伝えられています。 |
・白鳥神社 | ・宮城県 ・村田町 | ・伝承によると、弘法大師空海が白鳥神社を訪れた際、別当寺院となる定龍寺を創建したと伝えられています。 |
・沼田の蛇沢 | ・宮城県 ・村田町 | ・伝説によると、弘法大師空海が当地を訪れた際、大蛇が村人達に悪事を働き大変困っている話を聞き、法術により退治したと伝えられています。大蛇の頭は八ツに分れていた事から八龍、遺骸を埋めた場所は蛇塚と呼ばれています。 |