旭山観音堂(石巻市)概要: 案内板によると(字が読み取れないものが多い)「旭山観音堂は亡学童や戦没者の冥福を祈らんため発願し、昭和13年建立したもので文豪徳富蘇峰定礎し、御堂は東北大学小倉強教授の設計、平安時代の様式で三間四面単層四柱造、本瓦葺、回廊・・・(不明)」とあります。観音堂は山腹の巨岩の上に建立されていて、上層部の御堂は宝形造り、桟瓦葺、桁行3間、梁間3間、基礎部はコンクリートや鉄骨を利用した現代版「懸造」で建物は小規模ですが、季節によって景観が変わる為、なかなかの景勝地ではないかと思います。本尊は昭和の名工国方林三作、扁額「観自在」は徳富蘇峰筆、御詠歌「旭山 御堂の中に拝みぬ 瑞巌微妙の聖観世音」は明治から昭和初期の詩人土井晩翠作。
旭山観音堂:上空画像
【 参考:文献等 】
・ ふるさとの文化遺産-郷土資料辞典4[宮城県]-株式会社人文社
・ 現地案内板
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