龍源寺(登米町)概要: 桁淵山龍源寺は宮城県登米市登米町寺池道場に境内を構える曹洞宗の寺院です。龍源寺は寺池城の城主で長く当地を支配した葛西氏累代の菩提寺だった寺院です。
境内にある年表によると「文明15年(1483)4月13代葛西満重再興。享禄3年(1530)5月、14代葛西晴重中興開基、桃生郡中野に建立、晴重は行脚来奥中の尾張勢雲寺三世天以乾済和尚を大いに信仰し開山第一世として入院せしめ、直指単伝の道場とした。天文5年(1536)15代葛西晴胤太守となって寺池に移る。龍源寺も寺池に移転する。慶長10年(1605)慶長9年12月白石宗直入部、北上川の大改修と城下町の建設により龍源寺は現在地に移された。」とあります。
葛西家の墓地は不明となっていますが境内には昭和13年(1938)に旧家臣の末裔達が協力して葛西家の供養塔である五輪塔を建立しています。山門は切妻、桟瓦葺き、三間一戸、潜戸付。本堂は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行8間、正面1間切妻向拝付き。山号:桁淵山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。
龍源寺:上空画像
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