神明社(川崎町)概要: 神明社は宮城県柴田郡川崎町前川に鎮座している神社です。神明社の創建は鎌倉時代初期の文治年間(1185〜1190年)頃、当地の住民が伊勢神宮(三重県伊勢市)の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。川崎の産土神で江戸時代中期の元文2年(1737)に川崎伊達家の縁者の伊達村和によって再興されました。明治時代初頭に発令された神仏分離令を経て明治6年(1873)に村社に列し、大正8年(1919)に幣帛料共進社に指定されています。春の例大祭では御神輿渡御が盛大に行われ多くの参拝者が訪れます。
祭神は大日霊尊で安産に御利益があるそうです。拝殿は木造平屋建て、入母屋銅板葺き、桁行3間、梁間2間、1間向拝付、外壁は真壁造り板張り。本殿は切妻、平入、銅板葺。神楽殿は入母屋、鉄板葺き、外壁は柱のみの吹き放し。境内には多くの石碑が建立されています。
神明社:上空画像
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