湯神社(遠刈田温泉)概要: 湯神社の創建は元禄8年(1695)、当時の遠刈田温泉の湯守を勤めていた大沼久兵衛が勧請したのが始まりと伝えられています。大沼氏や温泉関係者48家は権現山中腹に蔵王湯神の石碑を建立すると温泉の繁栄を願って毎年7月に「お湯かけ祭り」を行いました。
祭りでは御神体である尊像に一杓の温泉水を掛けるもので病気平癒に御利益があるとして湯治客にも信仰されました。社殿は入母屋、銅板葺、桁行3間、梁間2間、1間向拝付。境内には蔵王湯神の石碑や石碑群、愛宕神社などが建立されています。