浄影寺(遠刈田温泉)概要: 浄影寺は宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉東裏に境内を構えている浄土真宗大谷派の寺院です浄影寺の前身である圓乗坊の創建は貞享4年(1688)、宗玄によって坊舎が建立されたのが始まりとされます。当初は仙台城の城下にあり、明治時代初頭に浄影寺に改称、しかし次第に荒廃し昭和12年(1937)、願勝寺(宮城県村田町)の衆徒、隨恵が再興にあたりました。昭和20年(1945)の仙台空襲で被災した事で遠刈田温泉にある現在地に移る事になり、大正14年(1925)に願勝寺の教化事業の道場として建立された堂宇に入る事になりました。本堂は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行6間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。宗派:浄土真宗大谷派。本尊:阿弥陀如来。
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