青根御殿(青根温泉)概要: 慶長17年(1612)、仙台藩主伊達家より青根温泉の湯別当を仰せつかった佐藤家は藩主の為に湯殿を建設しいつしか「青根御殿」と呼ばれるようになりました。
藩主が当地域に視察を訪れた際には度々入湯に訪れ、建物からは仙台城を望む事が出来、火急の場合には狼煙が上げられたと云われています。
当時の御殿は62万石の大大名の湯殿として豪勢な建物でしたが明治39年(1906)の火災で焼失、その後、昭和7年(1932)にその1部が再現されました。近年までは皇族等にも利用されていましたが、現在は伊達家縁の品々の展示場となっています。
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