西光寺(涌谷町)概要: 西光寺は宮城県遠田郡涌谷町小里不動に境内を構える真言宗智山派の寺院で、案内板によると「西光寺は真言宗で山ふところの小高い丘にあり閑静な所である。元禄12年(1699)伊達騒動(寛文事件)の後始末である小里谷地塚改正の時、仙台藩の関係役人たちの会議所となったところである。
山門は正面が4.2m、側面が2.7mで屋根は箱棟、切妻破風造、カヤ葺である。正面の柱間は3間(中央出入口2.4m、左右各0.9m)、本柱(28.5p×18pが2本・24p×18pが2本)4本が土台石の上に立ち冠木桁(42p×18p)が載る。軒下は2.1mである。本柱の内方に控柱(直径30pの丸柱)が4本建ち、梁で結んでいる。
いわゆる薬医門で規模が大きく材料も立派である。どっしりと落ちついたもので堂々たる感じがする。西光寺は火災のため古記録を失っているので、建立年代が不明である。寺の境内の右側に高さ約1.8mの古碑がある。高所には太子堂がある。正徳太子の香炉を手にした孝養像(木彫)が祀られている。 涌谷町教育委員会 」とあります。
西光寺山門は涌谷城(要害)の城門を移築したとも云われる建物で、貴重な事から涌谷町指定有形文化財に指定されています。山号:澤津山。寺号:西光寺。宗派:真言宗智山派。本尊:不動明王。
西光寺:上空画像
薬医門を簡単に説明した動画
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