奥州街道: 三本木宿

  宮城県:歴史・観光・見所奥州街道(宮城県)>三本木宿

概要・歴史・観光・見所
三本木宿(大崎市)概要: 三本木宿は中世、大崎氏の家臣である渋谷氏の居城、桑折城の城下町として発展した町です。天正16年(1588)に行われた大崎合戦では桑折城が大崎氏側の重要拠点の1つとなり、大崎氏逆転勝利へと導きました。天正18年(1590)主家である大崎氏は小田原役に参陣しなかった為に豊臣秀吉による奥州仕置きで改易になると渋谷氏も連座し桑折城は廃城となります。その後は岩出山城に移封となった伊達政宗の勢力下に入り江戸時代に入ると政宗は仙台藩を立藩し三本木領もそのまま仙台藩に組み込まれます。奥州街道が整備されると三本木は宿場町として発展し、松山中新田街道との分岐点や鳴瀬川舟運の川港町としても重要な位置を占めるようになりました。往時は北町が215間、南町が3町6間の規模があり家屋は214軒、北町の端に御仮屋(本陣)、鳴瀬川周辺には御蔵場が設けられ米を中心に多くの物資が運びこまれたそうです。現在は鳴瀬川改修の際多くの建物が消失しましたが奥州街道沿いには新沢醸造所などの土蔵の町屋が点在し当時の雰囲気を感じ取る事が出来ます。郊外には延喜式内社である敷玉早御玉神社が鎮座し、明和2年(1765)に死者の霊を慰めるために建立された大豆坂地蔵尊、伊賀一里塚など奥州街道の宿場町の歴史の古さを感じます。

三本木宿
三本木宿
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