峩々温泉(蔵王)概要: うなぎとかにの伝説によると三階滝の滝壺に住んでいた蟹が大きくなった為、より大きな不動滝の滝壺に移ろうとすると、そこの主である大鰻と争いが起きました。
激闘の末大鰻は3つに分断され頭部が青根、腹部は峩々、下部は遠刈田に投げ捨てられそこから温泉が湧き出たと伝えられています。
その為、青根温泉では頭、峩々温泉では胃腸、遠刈田温泉は足腰に効能があるそうです。
歴史的には嘉永年間(1848〜1853年)、猟師を営んでいた六治が獲物を追ってこの地までくると傷ついた鹿が温泉で傷を癒しているの見つけ源泉を発見したそうです。
その後、地元住民から「鹿の湯」として利用されていましたが、明治2年(1869)蔵王山の硫黄採掘任された竹内時保が改めて発見し明治9年(1876)に湯宿を設けました。
峩々温泉の泉質:ナトリウム・カルシウム・炭酸水素塩・硫酸塩泉(源泉温度 58.1℃)
峩々温泉の効能:胃腸病・リウマチ・肝臓疾患・その他消化器系疾患・痛風、動脈硬化症など
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