昌繁寺(仙台市)概要: 大鶴山昌繁寺は宮城県仙台市青葉区新坂町に境内を構える浄土宗の寺院です。昌繁寺の創建は慶長6年(1601)開山したとされます。山門は江戸時代後期に造営、一間一戸、四脚門、切妻、本瓦葺で棟瓦が高く積まれ、鬼瓦なども大きなものが採用されるなど重厚な印象を受けるもので、平成7年(1995)9月5日に仙台市登録文化財に登録されています。
山門を過ぎて右側に同じく江戸時代後期に建てられた観音堂があります。観音堂の建物は、木造平屋建て、宝形造、桁行2間、張間2間、桟瓦葺、正面一間の向拝付き、外壁は真壁造板張り、四周浜縁、内部には仙台三十三観音霊場第五番札所の札所本尊である聖観世音菩薩が安置されています。
昌繁寺観音堂は江戸時代後期の御堂建築の遺構として貴重な事から平成7年(1995)9月5日に仙台市登録文化財に登録されています。
又、昌繁寺は聖観音が祀っている仙台三十三観音霊場第一番札所の法楽院観音堂も管理しています。仙台三十三観音霊場第五番札所(札所本尊:聖観世音菩薩・御詠歌:千代よはふ鶴のはやしのかよひあり いくよさかりに繁る山もと)。山号:大鶴山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
昌繁寺:上空画像
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