松窓寺(大崎市岩出山)概要: 松窓寺は宮城県大崎市岩出山下金沢に境内を構える曹洞宗の寺院です。松窓寺は案内板によると創建は室町時代末期の弘治元年(1555)に伊具郡金津村に竜淵寺末寺として開創し、江戸時代初期の慶長14年(1609)に伊達政宗の家臣山岡重長が現在地に移転したと伝えられています。
山岡家は伊達家累代の家臣として重用され、重長は奉行として3000石を領し、岩出山伊達家始祖となった宗泰の岩出山城城代として赴任してきました。
又、朝鮮の役では従軍し大きな戦功を立て秀吉から恩賞を受け山岡志摩の名を授かるなど武功としても名を馳せていました。松窓寺の境内に隣接するように岩出山伊達家累代の霊廟があり、供養するなど管理し格式の高い寺院でした。
本堂は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行6間、正面1間入母屋向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。宗派:曹洞宗。
松窓寺:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-岩出山町教育委員会
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